![]() 動へ ![]() 運ばれた灯火は、 ![]() 光跡となり進んでいった。 ![]() 山あいに太鼓と鉦の音が響き、 ![]() 自ずと胸が高鳴る。 ![]() 次々と河原にさされた地松が灯され ![]() 辺りが仄かに浮かびあがった。 ![]() 再び、中央に集まった男衆は、 ![]() 腰にぶらさげた上げ松を手にとり点火した。 ![]() そして、グルグルと回しながら勢いよく ![]() 灯籠木(とろぎ)の大笠をめがけて放った。 ![]() 今年は、早い段階で大笠に入った。 ![]() 歓声の中、続いて数本が命中し、 ![]() 火柱の勢いが増す。 ![]() 崩れ落ちそうになる前に ![]() 灯籠木が倒された。 ![]() ![]() ドーンと低い音と共に ![]() 火花が天へと舞い上がった。 松上げは、洛北の山村に伝わる愛宕神事で精霊送りと火災予防、五穀豊穣を祈願する。
by deepseasons
| 2015-08-20 00:10
| kyoto
|
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Comments(16)
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タイトル : 花脊の松上げ 後編
花脊の松上げ 愛宕神からの火で灯された松明は男衆が待つ公民館へと持ち寄られ 男衆の持つ松明に分けられて、灯籠木場へと向かいます。 真っ暗だった灯籠木場一帯には約1000本の地松が立てられており 男衆が手にしている松明によって地松が灯されていきます。 沢山の地松によって灯籠木場が幻想的に浮かび始めました。 灯籠木場には20mを越える檜の灯籠木があり、大笠が付けられています。 「花脊の松上げ」は大笠に火をつける事で火難避けや五穀豊穣を祈願すると 同時にお盆に迎え...... more
いいですね~!臨場感がスゴイ!
実際見るともっとすごいのでしょうけれど、一緒に見せていただいた ような気分で見せていただきました。 夜に炎、なんでしょうね~、やっぱり血が騒ぎます。 いつか実際見たいです(^-^)
おはようございます。
以前から見に行こうと思いつつも、なかなか足が向かない花脊の松上げ。 毎年、色々な方のブログ記事で楽しませて貰っています 夜に行われる火の祭事は火に対する尊厳を感じます。 私も実際に見たいです!(と毎年、こんなコメントを書いている気が....。 ^^;;;;; )
今日も良いものを見させて頂きありがとうございます、バグースです。安全と豊穣を祈ります。
おはようございます。
これこれこれ!! 羨ましい~ これは絶対に見たい撮りたい!
おはようございます。
先日はお疲れ様でした。 今年は早いタイミングで入りましたね。 松上げ自体も早めに終わったので 早く帰宅出来たように思いました(笑)
こんばんわです。
おおお、素晴らしい、お見事です。 灯火の光跡、火の龍のようですね!! もうあちらやこちらで行った気になっておきます。 でも、これはやっぱり実際みたいですね。
katsuさん、コメントありがとうございます。
臨場感ある撮り方が今回のテーマだったので、ちょっとでも伝わったならうれしいです。 灯籠木場まで出れなくても、まだまだ違う表現ができないかなあと思っています。 それだけ魅力ある祭です~
lecoupleさん、コメントありがとうございます。
夜に遠出するのはしんどいですが、一度見れば嵌ってしまう祭です。 火に対して畏れを感じる、火伏の意味合いが強いのでしょうね。 是非とも、実際に見てください。
アラックさん、コメントありがとうございます。
バリダンスと同じようなインナートリップしてしまいます。
masaさん、コメントありがとうございます。
ぜひ、ぜひとも実際に見てください。 感動すること、間違いなしです。 お水取りよりは、撮影できるポジションが多いかもです。
youpvさん、コメントありがとうございます。
あっという間に命中しましたね。 そして、今年は雨にも降られずによかったです。 私も終電でなく、余裕をもって電車に乗れました(笑)
kureseさん、コメントありがとうございます。
確かに火が生き物のように感じました。 火龍というのが的確のような気がします。 思いきって見に行きませんか!!!
わー 凄いね
闇の彼方から燃えさかる炎 私が撮ったら、真っ黒けのブレブレでなんのこっちゃだけど 男衆たち、ほんとにかっこいい
うわ!
凄い迫力、臨場感ですね。 遠くまで行かれた甲斐がありましたね。 祭りの男衆さんの表情もかっこいいです。
nuranさん、コメントありがとうございます。
カメラのおかげです。 フイルムでは考えられない事です。 誇らしげでカッコいいですね~
雲母舟さん、コメントありがとうございます。
実際には、もっと感動的なんだけど少しでも臨場感を伝える事が できたなら幸いです。 幻想的でありながら、ひしひしと迫力を感じながらシャッターを 切りました。
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