粋 17番月鉾、鉾頭に三日月を付け真木の天王座には月読尊を祀る 稚児人形は於菟麿と呼ばれる美少年 山鉾の中で一番高く一番重い 辻廻しにも一段と気合いが入る 懸装品も見応えがあり、まさに「動く美術館」です 18番白楽天山、唐の詩人白楽天と道林禅師が仏法について問答を交わしている姿をあらわしている この日の見送は山鹿清華作「北京万寿山図」 19番保昌山、丹後守平井保昌が和泉式部のために危険をおかして紫宸殿の紅梅を手折って与え、 恋を実らせたという物語を題材としている 前懸も胴懸も円山応挙下絵による刺繍だ 20番郭巨山、郭巨が黄金の詰まった釜を掘り当て、母に孝行を尽くしたという故事に基づく 21番放下鉾、「放下」とは禅の言葉で無心の境地となって執着しないことをいう 稚児人形は三光丸と呼ばれ、周りの囲む三人の人形方によって稚児舞を披露する 「よーいよーい、えんやらやー」 萌葱色の房に音頭取りの浴衣が鮮やかだ 22番岩戸山、「天の岩戸」を開いて天照大神を出現させる日本神話に基づく 三体のご神体のうち、陣羽織姿のイザナギノミコトを屋根に乗せ 勇ましく過ぎていった 23番、前祭最後は船鉾、神功皇后が妊娠中にも関わらず男装で海戦して勝利し、皇子を お生みになったという説話に基づき鉾全体が船の形をしている 波高い海原を勇ましく進むように大きな金色の羽根を広げた鷁が船首に飾られており 「出陣船鉾」と呼ばれる さあ、いよいよ後祭では「凱旋船鉾」が復活です
by deepseasons
| 2014-07-22 19:49
| kyoto
|
Trackback(2)
Tracked
from 京都写真(Kyoto P..
at 2014-07-23 10:22
タイトル : 祇園祭 前祭・山鉾巡行(後編)
山鉾連なる美しき風景 最初から1番目が決まっている長刀鉾に続くのは 今年の山一番となった占出山でした。 巡行が進む御池通りは車幅が広い為、後に続く山鉾が連なります。 孟宗山の後ろに続くのは函谷鉾と山伏山。 東山を背景に次々と向かってくる山鉾は非常に見応えがあります。 そしてその中で行われる函谷鉾の「辻回し」は本当に画になる風景。 この一枚の写真の中だけで函谷鉾・山伏山・綾傘鉾・菊水鉾 ・太子山・霰天神山・油天神山・鶏鉾の8つの山鉾が集まっています。 函谷鉾の辻...... more
Tracked
from ぶらりねっと
at 2014-08-02 10:20
|
タグ
紅葉(593)
桜(580) 雪(296) つつじ・さつき(268) 梅(193) 紫陽花(160) 一本桜(148) 彼岸花(101) 椿(85) 里山(85) 蓮(79) 石楠花(75) あやめ・かきつばた(69) ききょう(59) 百日紅(55) 牡丹(51) 秋明菊(49) 萩(48) 家にいよう(48) Stay home(47) カテゴリ
フォロー中のブログ
生きる歓び Plaisi... 黒川雅子のデッサン B... BAGUS! 新しい発見 とりあえず、ぼちぼちと ... 京都写真(Kyoto P... ヒトは猫のペットである デジタルな鍛冶屋の写真歩記 ありがとう 人生!~me... 毎日をたのしく♪ pengin's gal... NK's PhotoBlog Simple Soul 花景色-K.W.C. P... Now and Here 晴耕雨読 雨のわブログ 京都憧憬! 〇〇 ゲ ジ デ ジ 通 信 Nature World... walk with my... 楽しく広く kQ2-album 雲母(KIRA)の舟に乗って 写真和音 Serendipity日和 ratoの山歩き Vidro日記 SELF PORTRAI... merryの徒然日記 東大寺が大好き ノスタルジア 明日香ふぉと フィルムでのんびり 一景一話 四季彩り~写真紀行 blue dots To a supreme... ぶらりねっと ちょっとそこまで ぴんぼけふぉとぶろぐ2 シンシアの部屋 絵手紙グッドタイミング 我が儘写真館 三日おばさん バリ島大好き 外部リンク
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 最新のコメント
最新のトラックバック
お知らせ
●このブログに掲載する
写真、画像を無断使用 することを禁じます。 ●リンクフリーです。 是非ともご一報いただ ければ、うれしいです。 ●当ブログに関係ない コメントやトラックバック は削除させていただく 場合があります。 予め、ご了承ください。 検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||