祇王寺の薮蘭

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「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。」
かくも美しい書き出しで始まる平家物語であるが、




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更に読み進んでいくと祇王祇女の事が出てくるそうだ。
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これは平氏全盛の頃の平清盛と二人の女性の哀れな物語でもある。
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清盛に愛された祇王であったが、後に仏御前と名乗る白拍子に心を移してしまった。
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祇王は、「かくて都にあるならば、又うき目を見むづらん、今は都を外に出らん。」と
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祇王二十一、祇女十九の姉妹と、母刀自の三人は、髪を剃って尼となり、
嵯峨の山里、今の祇王寺の地に世を捨て、仏門に入られた。
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後に母子三人念仏している所へ竹の網戸をたたく者がおり出て見ると、
思いもかけぬ仏御前であった。
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祇王の不幸を思うにつれ、「萌え出づるも 枯るるも同じ 野辺の草
いずれか秋にあわではつべき」と書き残された歌を誦するにつけて
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無常を感じ、今朝、館をまぎれ出て、剃髪した尼の姿で現れたのであった。
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「わすか十七にこそなる人の、浄土を願わんと深く思い入り給うこそ」と
四人一緒に籠って朝夕の仏前に香華を供えて、みな往生の本懐を遂げたそうです。

(お寺で頂いたパンフレットから抜粋しました。)
by deepseasons | 2009-08-20 06:07 | kyoto | Trackback | Comments(0)
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